源清麿 刀
嘉永元年(1848年)作


現代でも人気の高い刀工の一人。
当時から人気が高く、江戸、四谷伊賀町にて作刀する。
信州小諸赤磐村の郷士、信風の次男。本名内蔵助環といい、号を一貫齋とする。
初銘正行、次いで秀壽、その後武家を志すが、後再び刀工となり、清麿と改める。
大酒を飲み多くは作らず、安政元年十一月十四日、42歳で自刃する。

作品大刀多く、身幅広い、地板目刃文五の目乱れ、または五の目丁子にて、砂流金筋多く現れる。

清麿刀、刃文。撮影:藤代興里 清麿刀、全身。撮影:藤代興里

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